北海道の厚真町という人口4,300人の町に2023年4月に起業型地域おこし協力隊として活動をはじめ、
同年6月に燻製工房を立ち上げました。
燻製の師匠より学んだ化学調味料・保存料を使用せず、
本当の火を使った昔ながらの加工方法で一つ一つ手作りで燻製を製造しています。

■当工房の名称について
当工房の名称は、燻製工房Thmey（とまい）です。
Thmeyとはカンボジア語で“新しい”という意味があります。
昔ながらの燻製方法を重んじる中で、
自分らしい新しい燻製製品を作りたいという想い=温故知新の気持ちを込めて、
ご縁のあったカンボジア語で表現しました。

もう一つ、燻製工房Thmeyは“森と海と山と川、そして地域をつなぐ新しい燻製工房”でありたいという願いも込められております。
太古から森、海、山、川は健全な自然界の生命循環を繰り返して美味しい海産物、農産物を生み出しています。
そこに地域が加わり、さらに大きな輪の生命循環と変化してきました。
漁業、林業、農業関係者が節度を守り自然と共存してきた場所は、今でも自然が豊かで美味しいものが食べられる地域だと、私は思います。
私も自然界の生命循環と地域をつなぐそんな新しい燻製工房でありたいと思い、意味を込めました。